◆SH2429◆最二小決 平成30年7月13日 強盗殺人被告事件(鬼丸かおる裁判長)

 被告人を殺人及び窃盗の犯人と認めて有罪とした第1審判決に事実誤認があるとした原判決に、刑訴法382条の解釈適用を誤った違法があるとされた事例

 被告人を殺人及び窃盗の犯人と認めて有罪とした第1審判決に事実誤認があるとした原判決は、全体として、第1審判決の説示を分断して個別に検討するのみで、情況証拠によって認められる一定の推認力を有する間接事実の総合評価という観点からの検討を欠いており、第1審判決が論理則、経験則等に照らして不合理であることを十分に示したものとはいえず(判文参照)、刑訴法382条の解釈適用を誤った違法があり、同法411条1号により破棄を免れない。

 刑訴法382条、411条1号

 平成29年(あ)第837号 最高裁平成30年7月13日第二小法廷判決 強盗殺人被告事件 破棄差戻(刑集72巻3号324頁)

 原 審:平成28年(う)第24号 広島高裁松江支部平成29年3月27日判決
 第1審:平成26年(わ)第20号 鳥取地裁平成28年7月20日判決




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