◆SH2175◆ベトナム:【Q&A】強制社会保険に関する近時の変更・留意点(下) 澤山啓伍(2018/11/02)

ベトナム:【Q&A】強制社会保険に関する近時の変更・留意点(下)

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 澤 山 啓 伍

 

 本稿は、前稿につづき、以下の質問に対する回答形式で社会保険制度に関する最近の留意すべき変更点を解説している。

  1. Q. 2014年11月に公布された社会保険法のうち、一部の規定が2018年1月から施行され、社会保険の対象となる労働者の範囲、及びその保険料の計算方法に関して変更が必要になったと聞きましたが、本当でしょうか。その他、社会保険制度に関して最近の留意すべき変更点はあるでしょうか?

 

1. 社会保険の対象となる労働者の範囲の変更

 2018年1月から、強制社会保険の対象となる労働者の範囲が以下のように拡大されています(社会保険法第2条)。

2017年までの範囲 3ヵ月以上の有期の労働契約を締結した労働者 無期限の労働契約を締結した労働者
2018年1月以降の範囲 1ヵ月以上の有期の労働契約を締結した労働者 無期限の労働契約を締結した労働者

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(さわやま・けいご)

2004年 東京大学法学部卒業。 2005年 弁護士登録(第一東京弁護士会)。 2011年 Harvard Law School卒業(LL.M.)。 2011年~2014年3月 アレンズ法律事務所ハノイオフィスに出向。 2014年5月~2015年3月 長島・大野・常松法律事務所 シンガポール・オフィス勤務 2015年4月~ 長島・大野・常松法律事務所ハノイ・オフィス代表。

現在はベトナム・ハノイを拠点とし、ベトナム・フィリピンを中心とする東南アジア各国への日系企業の事業進出や現地企業の買収、既進出企業の現地でのオペレーションに伴う法務アドバイスを行っている。

長島・大野・常松法律事務所 http://www.noandt.com/

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