◆SH1981◆実学・企業法務(第156回)法務目線の業界探訪〔Ⅳ〕建設・不動産 齋藤憲道(2018/07/23)
実学・企業法務(第156回)
法務目線の業界探訪〔Ⅳ〕建設・不動産
同志社大学法学部
企業法務教育スーパーバイザー
齋 藤 憲 道
〔Ⅳ〕建設(ゼネコン、戸建て、下請)、不動産取引
1. 業界の特徴
(2) 不動産取引業界の特徴
1) 不動産取引業は、アセット型とノンアセット型に大別される
アセット型: 不動産に資金を投じて商品にする不動産開発、分譲、賃貸等
ノンアセット型: 不動産関連のサービス業(管理、取引仲介、販売代理等)
- (注) 不動産開発は1~3年を要することが多く、購入時と発売時の不動産相場が業者の利益に大きな影響を与える。
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(さいとう・のりみち)
1971年東京大学法学部卒業。同年松下電器産業㈱に入社し、営業、経理、経営企画、法務の業務を担当。松下電子部品㈱経営企画室長、松下電器産業㈱法務本部法務部長、JVC・ケンウッド・ホールディングス㈱監査役等を経て、2009年パナソニック㈱を退職。損害保険ジャパン日本興亜㈱ 業務品質・コンプライアンス委員会委員長を歴任。
また、内閣府消費者委員会委員(2015年秋退任)、消費者安全調査委員会臨時委員(現)、製品事故判定第三者委員会合同会議議長(現。消費者庁と経済産業省合同)、国民生活センター紛争解決委員会委員(現)、経済産業省産業構造審議会臨時委員、神戸市公正職務審査会委員(現)