◆SH1950◆企業法務フロンティア「デューデリジェンスは免罪符ではない―パナソニックアビオニクス事件を題材に」 小川直樹(2018/07/05)

企業法務フロンティア
デューデリジェンスは免罪符ではない

――パナソニックアビオニクス事件を題材に――

日比谷パーク法律事務所

弁護士 小 川 直 樹

 

 デューデリジェンス(「DD」)という言葉は、多くの読者にとってなじみのあるものであろう。要するに、何か法的なアクションをとるときには、十分調査をせよということであり、現在では、調査そのものを指す言葉として使われることが多いと思われる。しかし、忘れてはならないのは、DDは手段に過ぎないということである。DDとは、実施を検討している法的アクションのリスクを把握し、本当にその法的アクションをとってよいのかを判断するための手段である。しかしあくまで手段にとどまるのであり、DDさえ経ていれば何をしてもよいというものでもない。重要なのは、DDにより得た情報を踏まえ、適切な判断を下すということである。

 何を今更当たり前のことを言っているのか、と思われたかもしれない。筆者も全く同感だ。ところが、である。

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(おがわ・なおき)

日比谷パーク法律事務所 弁護士。2007年東京大学法学部卒業。2009年東京大学法科大学院終了。2010年弁護士登録。同年日比谷パーク法律事務所入所。2016年米国ミシガン大学ロースクールLLM修了、テキサス州ヒューストンの電力会社にて米国電力規制対応業務・米国訴訟対応業務等に従事。2017年ニューヨーク州弁護士登録。

日比谷パーク法律事務所 http://www.hibiyapark.net/
所属する弁護士がそれぞれコーポレートガバナンス等の会社法、M&A、特許法・著作権法等の知的財産権法、ファイナンス法、スポーツ法、システム開発を含むデジタル法、紛争処理などの得意分野に精通し、各分野のトップランナーとして「少数精鋭」と呼ばれるにふさわしいリーガル・サービスを提供するブティック型ファーム。

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