◆SH1858◆チェックアンドバランスが機能するコーポレートガバナンス(3) 饗庭靖之(2018/05/24)

チェックアンドバランスが機能するコーポレートガバナンス(3)

首都東京法律事務所

弁護士 饗 庭 靖 之

 

4 株主によるコーポレートガバナンス

 前回のような経営陣による株式会社の経営判断が行われることに対し、どのようにチェックアンドバランスを働かせることができるかであるが、まず第一に、株主によるコーポレートガバナンスを機能させることを検討する必要がある。

 株主は、会社の所有者であり、株主総会は株式会社の最高意思決定機関である。しかしながら、株主総会における議決権の行使については、一般株主の多くが無関心である。

 しかし、株主は、株主総会の議決により、財務諸表、利益処分を確定させ、役員の選任・解任、報酬の決定などの決定権を有しているのであるから、株主は、会社の所有者として、株主総会で、会社運営を監督する権限を行使して、会社の持続可能な発展と会社価値の向上を図ることに寄与すべきである。

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(あえば・やすゆき)

1956年東京生まれ。1975年東京教育大学付属駒場高校卒業・東京大学法学部入学、1979年農林水産省入省、1988年厚生省出向、1991年在加日本大使館出向、1996年農林水産省退官・司法研修所入所(第50期)。1998年光和総合法律事務所入所、2013年末退所。
2005年首都大学東京法科大学院教授(民法、倒産法、環境法等担当)、現在に至る。
2014年1月、首都東京法律事務所を設立。現在首都東京法律事務所代表。

論文:
「生命保険における資産運用成果の契約者への還元について」NBL1110号(2017)、No1112(2017)、「社会保険制度についての提言」法学会雑誌 (首都大学東京都市教養学部法学系発行)第58巻第2号(2018)

 




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