◆SH1838◆社外取締役になる前に読む話(21)――監査役との協調・情報交換⑴ 渡邊 肇(2018/05/16)

社外取締役になる前に読む話(21)

ーその職務と責任ー

潮見坂綜合法律事務所

弁護士 渡 邊   肇

 

XXI 監査役との協調・情報交換(1)

ワタナベさんの疑問その13

 当社には、社外監査役2名を含む4名で構成される監査役会がある。

 取締役会には監査役も出席し、弁護士である社外監査役も含め、積極的に発言しているのだが、往々にして我々社外取締役の発言と社外監査役の発言の趣旨が重複しており、両者の役割分担が明確になっていないように思われる。

 特段気にする必要はないのだろうか。監査役との関係で、自分の発言に留意すべき点はあるだろうか。取締役会の議案について、特に社外監査役との間で、事前に擦り合わせを行っておく必要はないのだろうか。

 

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(わたなべ・はじめ)

1985年東京大学法学部卒業、1987年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、同年森綜合法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)に入所。1993年にイリノイ大学ロースクールを卒業後、Jenner & Block法律事務所、アメリカ合衆国連邦取引委員会(FTC)で執務。2007年潮見坂綜合法律事務所を開設。アメリカ法曹協会(ABA)会員・ニューヨークおよびシカゴ弁護士会会員。

(著書および論文)
「米国における海外腐敗行為防止法(FCPA)執行の現状と対策――反トラスト法との比較において」NBL1022号(2014年)
「米国反トラスト法執行の実務と対策〔第2版〕」商事法務(2015年) ほか多数

 




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