◆SH1810◆実学・企業法務(第135回)法務目線の業界探訪〔Ⅱ〕医藥品、化粧品 齋藤憲道(2018/05/07)

実学・企業法務(第135回)

法務目線の業界探訪〔Ⅱ〕医藥品、化粧品

同志社大学法学部

企業法務教育スーパーバイザー

齋 藤 憲 道

 

〔Ⅱ〕医薬品、化粧品

〔Ⅱ-1〕医薬品

4. メーカーと卸しの営業活動

(1) 薬価の設定

 医薬品の大半を占める「医療用医薬品」の市場は、企業が開発した個々の製品の販売価格を国が決定するという、他の業界に見られない薬価基準制度に基づいて形成されている。

 「薬価基準」は、薬価算定組織(医学・薬学・経済学等の専門家で構成)が品目毎に算定したものを中央社会保険医療協議会(通称、中医協)が承認して厚生労働大臣に答申し、同大臣が官報に告示(2年に1度改訂)するもので、「診療報酬」とともに、日本の医療保険制度の支柱になっている。

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(さいとう・のりみち)

1971年東京大学法学部卒業。同年松下電器産業㈱に入社し、営業、経理、経営企画、法務の業務を担当。松下電子部品㈱経営企画室長、松下電器産業㈱法務本部法務部長、JVC・ケンウッド・ホールディングス㈱監査役等を経て、2009年パナソニック㈱を退職。損害保険ジャパン日本興亜㈱ 業務品質・コンプライアンス委員会委員長を歴任。

また、内閣府消費者委員会委員(2015年秋退任)、消費者安全調査委員会臨時委員(現)、製品事故判定第三者委員会合同会議議長(現。消費者庁と経済産業省合同)、国民生活センター紛争解決委員会委員(現)、経済産業省産業構造審議会臨時委員、神戸市公正職務審査会委員(現)

 




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