◆SH1766◆中国:改正「不正競争防止法」(1) 不正競争行為、混同行為 川合正倫(2018/04/12)

中国:改正「不正競争防止法」(1)

不正競争行為、混同行為

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 川 合 正 倫

 

 中国の改正「不正競争防止法」が2018年1月1日から施行された。改正前の不正競争防止法は商業賄賂、営業秘密侵害行為、虚偽宣伝等の不正競争行為を規律する法律として1993年に制定された。一方で、制定から24年間の社会状況の変化に対応していないこと、同法制定後に制定された法律との重複や矛盾が生じていること、違反行為に対する制裁が軽く予防効果に欠けること等の批判があり、改正が望まれていた。2016年2月から三度にわたり草案が公布され議論が重ねられた結果、2017年11月4日に全国人民代表大会常務委員会において、改正「不正競争防止法」(以下、「改正法」という。)が制定された。

 本稿から三回に分けて、改正法について外資系企業の関心が強いと思われる分野について重要な点を紹介する。

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(かわい・まさのり)

長島・大野・常松法律事務所上海オフィス一般代表。2011年中国上海に赴任し、2012年から2014年9月まで中倫律師事務所上海オフィスに勤務。上海赴任前は、主にM&A、株主総会等のコーポレート業務に従事。上海においては、分野を問わず日系企業に関連する法律業務を広く取り扱っている。クライアントが真に求めているアドバイスを提供することが信条。

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