◆SH1751◆ベトナム:外国仲裁判断の執行制度と実務上の問題点(2) カオ・ミン・ティ(2018/04/06)

ベトナム:外国仲裁判断の執行制度と実務上の問題点(2)

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 カオ・ミン・ティ

 

 前稿に引き続き、本稿では、ベトナムにおける外国仲裁判断の承認及び執行に際しての実務上の問題点について概説する。

 

2. 実務上の問題点

a. 承認及び執行許可手続

 承認及び執行許可手続の問題点としては、まずベトナムの裁判の一般論として、ベトナムにおける裁判期日は必ずしも公開されておらず、また、裁判例の公表も限定的であるため、手続の透明性及び判断の予測可能性に不安があることが指摘される。

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(かお・みん・てぃ)

2003年慶應義塾大学商学部卒業、2003年-2006年日本IBM勤務、2009年慶應義塾大学法科大学院卒業、2010年日本国弁護士登録(第一東京弁護士会)、同年長島・大野・常松法律事務所入所、2016年Duke University School of Law卒業(LL.M.)、現在長島・大野・常松法律事務所アソシエイト。

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