◆SH1697◆実学・企業法務(第121回)法務目線の業界探訪〔Ⅰ〕食品 齋藤憲道(2018/03/12)

実学・企業法務(第121回)

法務目線の業界探訪〔Ⅰ〕食品

同志社大学法学部

企業法務教育スーパーバイザー

齋 藤 憲 道

 

〔Ⅰ〕食品

2. 外食産業の特徴(多店舗展開し、飲食サービスをシステム化している場合)

 広義の「外食産業」は、顧客に飲食サービスを提供して、代金を受領する。

 食事を作る場所・食べる場所・提供形態により次のa.~c.に分類できるが、消費者の喫食形態の変化が激しく、参入障壁も低いことから、分類は流動的である。

  1. a. 外食(家の外の店舗で食事する。)
    ファーストフード、ファミリーレストラン、居酒屋、寿司、そば、ラーメン、喫茶等がある。
    企業形態は、個人営業から大手チェーン店まで多様。
    (注) 特定集団給食(学校、幼稚園、病院、福祉施設、事務所、寮等)は特殊な事業形態である[1]
  2. b. 中食(なかしょく。店舗で調理済みの弁当・惣菜等を購入して自宅等で食べる。出前を含む。)
    ① テイクアウト スーパー・コンビニ・デパ地下等で弁当・惣菜を購入し、自宅で食事。
             ファーストフードの「持ち帰り」を含む。
    ② デリバリー  宅配ピザ、寿司・そば等の出前
    ③ ケータリング 家・会議室等で行うパーティ等にレストラン等が出向いて料理を提供。
  3. c. 内食(うちしょく。家の手作り料理。)

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(さいとう・のりみち)

1971年東京大学法学部卒業。同年松下電器産業㈱に入社し、営業、経理、経営企画、法務の業務を担当。松下電子部品㈱経営企画室長、松下電器産業㈱法務本部法務部長、JVC・ケンウッド・ホールディングス㈱監査役等を経て、2009年パナソニック㈱を退職。損害保険ジャパン日本興亜㈱ 業務品質・コンプライアンス委員会委員長を歴任。

また、内閣府消費者委員会委員(2015年秋退任)、消費者安全調査委員会臨時委員(現)、製品事故判定第三者委員会合同会議議長(現。消費者庁と経済産業省合同)、国民生活センター紛争解決委員会委員(現)、経済産業省産業構造審議会臨時委員、神戸市公正職務審査会委員(現)

 

 




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