◆SH1674◆社外取締役になる前に読む話(11)――判断に必要な情報量と検討時間の不足をどう乗り越えるか⑶ 渡邊 肇(2018/02/28)

社外取締役になる前に読む話(11)

ーその職務と責任ー

潮見坂綜合法律事務所

弁護士 渡 邊   肇

 

XI 社外取締役の情報量と検討時間不足をどう解消するか(3)

 前回、取締役会前に議案を説明する機会を設定することができない性質の議案の一例として、インサイダー取引規制が絡むM&A案件があることをご紹介した。今回は、その点について若干解説することとしたい。

 ワタナベさんの疑問は以下のようなものであった。

ワタナベさんの疑問その6

 取締役会において、M&A案件が審理されることになった。非上場会社であるターゲット会社の株式を49%購入するというのがその内容である。議案の内容は、取締役会当日に配付された資料に簡潔にまとめられているが、いかんせん、配付された資料だけでは、案件の全容が全く分からない。

 どうしたらよいのだろうか。

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(わたなべ・はじめ)

1985年東京大学法学部卒業、1987年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、同年森綜合法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)に入所。1993年にイリノイ大学ロースクールを卒業後、Jenner & Block法律事務所、アメリカ合衆国連邦取引委員会(FTC)で執務。2007年潮見坂綜合法律事務所を開設。アメリカ法曹協会(ABA)会員・ニューヨークおよびシカゴ弁護士会会員。

(著書および論文)
「米国における海外腐敗行為防止法(FCPA)執行の現状と対策――反トラスト法との比較において」NBL1022号(2014年)
「米国反トラスト法執行の実務と対策〔第2版〕」商事法務(2015年) ほか多数

 




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