◆SH1635◆コンプライアンス経営とCSR経営の組織論的考察(45)―やらされ感の克服① 岩倉秀雄(2018/02/09)

コンプライアンス経営とCSR経営の組織論的考察(45)

―やらされ感の克服①―

経営倫理実践研究センターフェロー

岩 倉 秀 雄

 

 前回は、最近、再び我国の大企業におけるコンプライアンス違反が増加していることから、「革新を阻むもの」を踏まえたコンプライアンス施策の留意点を考察した。

 今回から複数回にわたり、コンプライアンス活動を進める上で組織成員に生まれる「やらされ感」がなぜ生まれ、どうすれば克服できるのかについて考察する。

 

【やらされ感の克服①】

 真にコンプライアンスを強化し組織に浸透させるためには、革新に伴う価値観やパワー関係の転換を克服し、組織文化の革新を実現する必要がある。コンプライアンスの組織文化への浸透は、非常にエネルギーと時間を要する取組みである。

 経営トップの主導やコンプライアンス部門の精力的な努力によって取組みが開始されたとしても、時間の経過とともに次第に活動が「マンネリ化」し、組織の成員に「やらされ感」が広がり、取組みの活力が失われる場合がある。

続きはこちらから

バックナンバーはこちらから

 

(いわくら・ひでお)

経営倫理実践研究センターフェロー、日本経営倫理士協会主任フェロー研究員。

1976年北海道大学農学部卒、全国酪農業協同組合連合会(全酪連)に入会し、全酪連乳業統合準備室長兼日本ミルクコミュニティ(株)設立準備委員会事務局次長、日本ミルクコミュニティ初代コンプライアンス部長。雪印メグミルク(株)社史編纂室で、『日本ミルクコミュニティ史』と『雪印乳業史第7巻』を編纂(共著)し、2016年10月よりCSR部に異動。

青山学院大学大学院修士課程修了、雪印メグミルク(株)時代に、一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務コース博士後期課程を単位取得退学。

なお、業務の傍ら、トライアスロンの草創期にハワイ等のアイアンマンレースを3回完走した。

 




メールで情報をお届けします
(毎週火曜日・金曜日)

サイト内検索

森・濱田松本法律事務所
長島・大野・常松法律事務所
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業セミナー
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業

西村あさひ法律事務所セミナー
西村あさひ法律事務所
TMI総合法律事務所