◆SH1667◆債権法改正後の民法の未来11 債権者代位権(5・完) 髙尾慎一郎(2018/02/23)

債権法改正後の民法の未来 11
債権者代位権(5・完)

--事実上の優先弁済--

梅田中央法律事務所

弁護士 髙 尾 慎一郎

 

Ⅴ 今後の参考になる議論

2 債権回収機能としての事実上の優先弁済の当否

(エ)今後の検討事項

 (A)事実上の優先弁済機能を存続させるべきとする見解は、かかる機能の必要性を強調するものと思われる。

 しかしながら、事実上の優先弁済が機能する場面は、債務者が既に倒産していたり無気力となっている場合がほとんどであろうが、かかる場合であれば、債権者が債務者に対する債務名義を取得することも容易であろうし、費用がいたずらに必要となる場合も少なかろう。

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(たかお・しんいちろう)

髙尾慎一郎(梅田中央法律事務所)

2003年大阪大学法学部卒業、2004年弁護士登録(57期)。民法改正には、2008年、大阪弁護士会に民法改正対応プロジェクトチームが設置された当初から関与し、主に債権者代位権を担当する。

【主な著書】『新訂貸出管理回収手続双書 仮差押え~仮処分・仮登記を命ずる処分~』(金融財政事情研究会)(共著)、「大学における課外活動中の事故と大学の損害賠償責任」『弁護士実務研究:藤井伊久雄弁護士還暦記念論集』(日本評論社)、『実務解説 民法改正』(民事法研究会)(共著)、『Before/After 民法改正』(弘文堂)(共著)

 




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