◆SH1629◆社外取締役になる前に読む話(8)――取締役会での実質的議論への参画⑷ 渡邊 肇(2018/02/07)

社外取締役になる前に読む話(8)

ーその職務と責任ー

潮見坂綜合法律事務所

弁護士 渡 邊   肇

 

VIII 取締役会での実質的議論への参画――情報共有(その2)

 先回は、社外取締役が経営会議等への出席を希望した場合、会社が社外取締役に対して開示できる情報に制限があることを理由として、その要請を拒否できるかという問題につき、取締役会付議事項に関して、社外取締役に対して開示できる情報とその他の取締役に開示できる情報を区別することはできないと考えられることなどを紹介させて頂いた。

 今回は、取締役会付議事項ではない議案について考えてみよう。因みに、ワタナベさんの疑問は以下のようなものであった。

ワタナベさんの疑問その5

 経営会議へ出席したい旨、社長に進言したところ、経営企画室の担当取締役から、経営会議においては、社外取締役に開示できない情報も提供されるため、ご遠慮頂きたいと言われた。

 会社のスタンスは妥当なのだろうか。

 

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(わたなべ・はじめ)

1985年東京大学法学部卒業、1987年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、同年森綜合法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)に入所。1993年にイリノイ大学ロースクールを卒業後、Jenner & Block法律事務所、アメリカ合衆国連邦取引委員会(FTC)で執務。2007年潮見坂綜合法律事務所を開設。アメリカ法曹協会(ABA)会員・ニューヨークおよびシカゴ弁護士会会員。

(著書および論文)
「米国における海外腐敗行為防止法(FCPA)執行の現状と対策――反トラスト法との比較において」NBL1022号(2014年)
「米国反トラスト法執行の実務と対策〔第2版〕」商事法務(2015年) ほか多数

 



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