◆SH1529◆知財高判、「MEN’S CLUB」の登録商標が原告の業務に係る商品と混同するおそれがあるとされた事例 齋藤弘樹(2017/12/05)

知財高判、「MEN’S CLUB」の登録商標が
原告の業務に係る商品と混同するおそれがあるとされた事例

岩田合同法律事務所

弁護士 齋 藤 弘 樹

 

1 本判決の概要

 本件は、男性ファッション誌について「MEN’S CLUB」というローマ字の商標(以下「引用商標」という。)を使用している原告が、男性化粧品についての「MEN’S CLUB」というローマ字の商標(以下「本件商標」という。)につき、特許庁に商標登録無効審判を請求したが請求棄却審決がなされたため、知的財産高等裁判所に本件商標の商標権者を被告として審決取消訴訟を提起したところ、審決を取り消す旨の判決が出された事案である(商標の出願・審判・訴訟の手続の流れは以下の図のとおりであり、オレンジ色が特許庁における手続、水色が知的財産高等裁判所における手続であり、本判決は下線を引いてある審決取消訴訟に該当する。)。

 知的財産高等裁判所は、本件商標について、商標法4条1項15号(他人の業務に係る商品又は役務と混同を生ずるおそれがあり、商標登録を受けることができない商標)に該当すると判断した。

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(さいとう・ひろき)

岩田合同法律事務所アソシエイト。2010年東京大学法学部卒業。2012年東京大学法科大学院修了。2013年弁護士登録。

岩田合同法律事務所 http://www.iwatagodo.com/

<事務所概要>
1902年、故岩田宙造弁護士(後に司法大臣、貴族院議員、日本弁護士連合会会長等を歴任)により創立。爾来、一貫して企業法務の分野を歩んできた、我が国において最も歴史ある法律事務所の一つ。設立当初より、政府系銀行、都市銀行、地方銀行、信託銀行、地域金融機関、保険会社、金融商品取引業者、商社、電力会社、重電機メーカー、素材メーカー、印刷、製紙、不動産、建設、食品会社等、我が国の代表的な企業等の法律顧問として、多数の企業法務案件に関与している。

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