◆SH1330◆シンガポール:日本・シンガポール競争当局間の協力覚書締結へ 長谷川良和(2017/08/04)

シンガポール:日本・シンガポール競争当局間の協力覚書締結へ

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 長谷川 良 和

 

 シンガポールでは、近年、国際カルテル事案を含め、競争法の執行が強化されつつある。2014年には、国際カルテル違反決定が日系ベアリングメーカー4社及びそのシンガポール子会社に対して出され、その後も日系含む運送会社及びそのシンガポール子会社等に対して価格協定及び不法な情報交換を理由とする競争法違反決定が出されている。

 かかる状況下、2017年6月22日、公正取引委員会とシンガポール競争委員会は、両競争当局間の協力枠組みを設定し、それぞれの国の競争法の効果的な執行に貢献することを目的として、競争当局間の協力に関する覚書を締結した。当該覚書の概要は、次の(1)~(6)のとおりである(平成29年6月22日付け公正取引委員会作成の「シンガポール競争委員会との協力に関する覚書の締結について」より抜粋)。

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(はせがわ・よしかず)

東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科修了、Columbia University School of Law(LL.M.)卒業。三菱商事株式会社勤務、Allen & Gledhill LLP(シンガポール)出向を経て、2013年1月から長島・大野・常松法律事務所シンガポール・オフィス勤務。

シンガポールを拠点に、シンガポール、マレーシア、ミャンマーを含む東南アジアその他アジア地域において、進出、日常的な法務問題、M&A、ジョイント・ベンチャー、危機対応、エネルギー・インフラ案件等、日系企業が直面する法律問題を幅広くサポートしている。

長島・大野・常松法律事務所 http://www.noandt.com/

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