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◆SH1115◆最一小決 平成28年3月31日 詐欺、証拠隠滅被告事件(池上政幸裁判長)

【判示事項】

 他人の刑事事件について捜査官と相談しながら虚偽の供述内容を創作するなどして供述調書を作成した行為が証拠偽造罪に当たるとされた事例

 

【決定要旨】

 参考人として捜査官に対して虚偽の供述をし、それに基づき供述調書が作成された場合とは異なり、第三者の覚せい剤所持という架空の事実に関する令状請求のための証拠を作り出す意図で、捜査官と相談しながら虚偽の供述内容を創作、具体化させ、それを供述調書の形式にした本件行為(判文参照)は、刑法104条の証拠偽造罪に当たる。

 

【参照条文】

 刑法104条

 

【事件番号等】

 平成26年(あ)第1857号 最高裁平成28年3月31日第一小法廷決定 詐欺、証拠隠滅被告事件 上告棄却(刑集70巻3号58頁)

 原 審:平成26年(う)第493号 大阪高裁平成26年11月26日判決
 原々審:平成24年(わ)第869号、平成25年(わ)第49号 神戸地裁平成26年3月6日判決

 

【判決文】

 

【解説文】