◆SH1092◆中国:民法総則 (1) 川合正倫(2017/04/03)

中国民法総則 (1)

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 川 合 正 倫

 中国の民法総則が2017年3月15日の全国人民代表大会(我が国の国会に相当)において制定された。中国では、これまで民法通則、契約法、物権法、権利侵害責任法等の個別法規に規定される内容を、2020年を目標に民法典に編纂する作業が2015年から進められており、民法総則の制定はこの第一弾に位置づけられるものである。民法総則の施行日は2017年10月1日とされている。

 現行の民法通則は(社会主義)市場経済体制の導入前の1986年に公布されたものであるところ、民法総則は約30年間の著しい社会情勢の変化に反映するものとしてその制定が待たれていた。

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(かわい・まさのり)

長島・大野・常松法律事務所上海オフィス一般代表。2011年中国上海に赴任し、2012年から2014年9月まで中倫律師事務所上海オフィスに勤務。上海赴任前は、主にM&A、株主総会等のコーポレート業務に従事。上海においては、分野を問わず日系企業に関連する法律業務を広く取り扱っている。クライアントが真に求めているアドバイスを提供することが信条。

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