◆SH1059◆キューバ投資の拡大への期待と課題 松平定之(2017/03/13)

キューバ投資の拡大への期待と課題

西村あさひ法律事務所

弁護士・ニューヨーク州弁護士 松 平 定 之

 

 去る2017年2月にキューバを訪れる機会を得た。キューバについては、2015年7月の米国との国交正常化をきっかけとして、今後の投資機会の拡大が期待されている[1]。米国人も含め観光客は多数来訪しており、南国情緒も相俟って社会主義国特有の暗さを感じさせない。治安も概ね良好であり、米国への地理的なアクセスの良さや教育水準が比較的高いことなどを考慮すると、今後の環境整備により投資機会の拡大は期待できるものと考えられる。

 他方で、今回の訪問において現地に進出済みの日本企業のご厚意により機会を頂いたヒアリング結果によれば、日本企業の本格的な進出には以下のような課題も存する。

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(まつだいら・さだゆき)

西村あさひ法律事務所カウンセル弁護士。2002年弁護士登録。2012年ニューヨーク州弁護士登録。2011年~2012年Debevoise & Plimpton法律事務所(ニューヨーク)。2016年国際的な法律事務所のネットワークであるLex MundiのEnergy Groupにおいてアジア太平洋地区のRegional Vice Chairに就任。業務提携・M&A、各種規制対応、企業統治、紛争等のコーポレート法務を専門とする。近時、中南米進出に関する法務アドバイス、電力・ガスを含む資源エネルギー分野における法務アドバイスに注力している。

西村あさひ法律事務所 https://www.jurists.co.jp/

当事務所は、現在500名を超える弁護士・外国弁護士その他の専門家を擁するわが国最大の総合法律事務所です。

その取扱業務は、国内外を問わず、企業の経済活動に関係するビジネス法務分野に及んでおり、取り分け、複数の専門分野を跨ぐ総合的な能力が必要とされる案件、高度の専門性に基づく処理能力が必要とされる先端的な案件、短期集中的な機動力の発揮が必要とされる案件などについて効率的で高い付加価値を有するリーガルサービスを提供しています。

また、国際業務分野の一層の強化の一環として、特に21世紀の世界経済発展の原動力となるべきアジア地域におけるネットワーク拡大を目指し、バンコク、北京、上海、ハノイ、ホーチミン、ジャカルタ*、シンガポール、ヤンゴン、ドバイに事務所を開設し、また、香港には連絡先事務所を有するとともに、北米や欧州はもちろん、中南米、アフリカ、中東等についてもそれぞれプラクティスチームを設置し、現地の有力な法律事務所のネットワーク等も活かしてリーガルサービスを提供しております。

さらに、2012年8月には、当事務所の基本理念の下、国際的なネットワークや実績を活かしたリーガルサービスを日本国内で更に幅広く提供するため、弁護士法人西村あさひ法律事務所を設立し、名古屋、大阪に事務所を開設し、2013年7月には福岡に事務所を開設いたしました。これらのネットワークの充実により、ボーダレスな企業法務のワンストップ・サービスをこれまで以上に広く提供してまいります。

* 提携事務所