◆SH1057◆タイ:保険会社に関する外資規制の緩和 佐々木将平(2017/03/10)

タイ:保険会社に関する外資規制の緩和

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 佐々木 将 平

 

 タイの生命保険及び損害保険会社に関する外資規制を緩和する内容の財務省規則が、昨年12月6日に公布され、本年1月18日付で施行された。

 タイでは、ここ数年、生命保険及び損害保険事業に関する外資規制の緩和が段階的に進められている。外資による株式保有は総株主の議決権の25%以下、外国人取締役の数は全取締役の4分の1以下までに原則として制限されているが、保険委員会事務局(Office of Insurance Commission、OIC)の許可を得ることにより、それぞれ49%及び2分の1までの引上げが認められる。また、OICの推奨に基づき財務大臣が許可した場合には、外資による49%超(最大100%)の株式保有や外国人取締役が全取締役の過半数を占めることも認められている。

 財務大臣の許可(外国人株主が保険会社の株式の49%超を保有すること及び保険会社の取締役の過半数が外国人となることの許可)が与えられるためには、以下のいずれかに該当する必要がある。

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(ささき・しょうへい)

長島・大野・常松法律事務所バンコクオフィス代表。2005年東京大学法学部卒業。2011年 University of Southern California Gould School of Law 卒業(LL.M.)。2011年9月からの約2年半にわたるサイアムプレミアインターナショナル法律事務所(バンコク)への出向経験を生かし、日本企業のタイ進出及びM&Aのサポートのほか、在タイ日系企業の企業法務全般にわたる支援を行っている。タイの周辺国における投資案件に関する助言も手掛けている。

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