◆SH1036◆ブラジルの新しいタックス・プログラムについて 古梶順也(2017/02/27)

ブラジルの新しいタックス・プログラムについて

西村あさひ法律事務所

弁護士 古 梶 順 也

 

1. はじめに

  2017年1月、ブラジルにおいて、暫定措置令2017年第766号が発行され、新しいタックス・プログラムとして税調整プログラム(Programa de Regularização Tributária – “PRT”)が制定された。当該PRTは、債務の分割払い等を認めることで連邦税や社会負担金の支払いを容易にすることを目的としたものであり、ブラジル に投資を行い、ブラジルで納税義務を負う日本企業にとってもその活用が期待されることから、本稿においてその概要を紹介する。

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(こかじ・じゅんや)

西村あさひ法律事務所アソシエイト弁護士。2008年弁護士登録。2014 年~2015年伊藤忠商事株式会社出向。2016年よりMattos Filho法律事務所(サンパウロ)に出向し、国内外のM&Aのほか、ブラジルを中心とした中南米諸国の法務案件に取り組む。

西村あさひ法律事務所 https://www.jurists.co.jp/

当事務所は、現在500名を超える弁護士・外国弁護士その他の専門家を擁するわが国最大の総合法律事務所です。

そ の取扱業務は、国内外を問わず、企業の経済活動に関係するビジネス法務分野に及んでおり、取り分け、複数の専門分野を跨ぐ総合的な能力が必要とされる案 件、高度の専門性に基づく処理能力が必要とされる先端的な案件、短期集中的な機動力の発揮が必要とされる案件などについて効率的で高い付加価値を有する リーガルサービスを提供しています。

また、国際業務分野の一層の強化の一環として、特に21世紀の世界経済発展の原動力となるべきアジア地 域におけるネットワーク拡大を目指し、バンコク、北京、上海、ハノイ、ホーチミン、ジャカルタ*、シンガポール、ヤンゴン、ドバイに事務所を開設し、ま た、香港には連絡先事務所を有するとともに、北米や欧州はもちろん、中南米、アフリカ、中東等についてもそれぞれプラクティスチームを設置し、現地の有力 な法律事務所のネットワーク等も活かしてリーガルサービスを提供しております。

さらに、2012年8月には、当事務所の基本理念の下、国際 的なネットワークや実績を活かしたリーガルサービスを日本国内で更に幅広く提供するため、弁護士法人西村あさひ法律事務所を設立し、名古屋、大阪に事務所 を開設し、2013年7月には福岡に事務所を開設いたしました。これらのネットワークの充実により、ボーダレスな企業法務のワンストップ・サービスをこれ まで以上に広く提供してまいります。

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