◆SH0982◆実学・企業法務(第19回) 齋藤憲道(2017/01/26)

実学・企業法務(第19回)

第1章 企業の一生

同志社大学法学部

企業法務教育スーパーバイザー

齋 藤 憲 道

 

2) 資金繰り、キャッシュ・フロー

 企業において資金繰りは最も重要な業務の一つである。決算上は黒字でも、在庫の急増・取引先の倒産・代金の回収と支払いの時期ずれ発生・保証金支払い等によって資金繰りが一時的に行き詰まることがある。支払い期限が到来した借入金・買掛金・保証債務、社員給料の支給、満期を迎えた手形・小切手等の支払い等に必要な資金を手当てできず、支払い不能に陥ると、企業は倒産(黒字決算の場合を黒字倒産という)する。

 外貨建て取引の場合は、為替差損益が発生することがあるので、資金繰りではこれを考慮しなければならない。

 金(カネ)が不足すると事業の円滑な活動が停滞・停止することから、「お金は事業の血液」と言われる。

続きはこちらから

バックナンバーはこちらから

 

(さいとう・のりみち)

1971年東京大学法学部卒業。同年松下電器産業㈱に入社し、営業、経理、経営企画、法務の業務を担当。松下電子部品㈱経営企画室長、松下電器産業㈱法務本部法務部長、JVC・ケンウッド・ホールディングス㈱監査役等を経て、2009年パナソニック㈱を退職。損害保険ジャパン日本興亜㈱ 業務品質・コンプライアンス委員会委員長を歴任。

また、内閣府消費者委員会委員(2015年秋退任)、消費者安全調査委員会臨時委員(現)、製品事故判定第三者委員会合同会議議長(現。消費者庁と経済産業省合同)、国民生活センター紛争解決委員会委員(現)、経済産業省産業構造審議会臨時委員、神戸市公正職務審査会委員(現)

 

 




メールで情報をお届けします
(毎週火曜日・金曜日)

サイト内検索