◆SH0876◆実学・企業法務(第1回) 齋藤憲道(2016/11/14)

実学・企業法務(第1回)

第1章 企業の一生

同志社大学法学部

企業法務教育スーパーバイザー

 齋 藤 憲 道

Ⅰ 企業のライフ・サイクルと法律業務

 どの企業や商品にも、人と同じように、誕生・幼児期・青年期・壮年期・老齢期を経て、最後は消滅していく寿命がある。多くの企業や商品は短命だが、中には長寿企業や定番になる長命商品もある。
 人の健康を維持・増進するのに必要な食事・運動・治療法等が、個人の体力・年齢・症状等によって異なるように、企業や商品が直面する経営課題やその対処方法も、業種やライフ・サイクルのステージによって異なる。
 ここでは、企業のライフ・サイクルの中の各ステージで見られる特徴的な課題とそれに対処する法的手法を通して、企業の業務と法律の係わりの全体像を観察する。
 この理解を容易にするために、企業・商品のライフ・サイクルを「事業のグローバル化」、「企業の財務・資金」、「商品のブランド戦略」の3つの視点で、単純化して模式的に示す。

続きはこちらから

バックナンバーはこちらから

 

(さいとう・のりみち)

1971年東京大学法学部卒業。同年松下電器産業㈱に入社し、営業、経理、経営企画、法務の業務を担当。松下電子部品㈱経営企画室長、松下電器産業㈱法務本部法務部長、JVC・ケンウッド・ホールディングス㈱監査役等を経て、2009年パナソニック㈱を退職。損害保険ジャパン日本興亜㈱ 業務品質・コンプライアンス委員会委員長を歴任。

また、内閣府消費者委員会委員(2015年秋退任)、消費者安全調査委員会臨時委員(現)、製品事故判定第三者委員会合同会議議長(現。消費者庁と経済産業省合同)、国民生活センター紛争解決委員会委員(現)、経済産業省産業構造審議会臨時委員、神戸市公正職務審査会委員(現)

 




メールで情報をお届けします
(毎週火曜日・金曜日)

サイト内検索