◆SH0742◆インドネシア:マルチプル・ビザの有効期間を5年に延長 前川陽一(2016/07/22)

インドネシア:マルチプル・ビザの有効期間を5年に延長

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 前 川 陽 一

 

 2016年6月28日、入国管理法の施行に関する政令2013年第31号を改正する政令2016年第26号(以下「本改正令」という。)が制定され、いわゆるマルチプル・ビザの有効期間が従来の1年間から5年間に延長される改正がなされた。

 マルチプル・ビザは、1回の滞在期間を最長60日とし(延長不可)、有効期間内において何度でも入出国が可能なビザである。一般に「マルチプル・ビジネス・ビザ」あるいは「数次訪問ビザ」などの名称が用いられることがあるほか、そのインデックス番号から「212」と呼ばれることもある。「訪問ビザ」のカテゴリーには、1回の出入国に限られるが原則60日間の滞在期間が延長可能な「シングル・ビザ」(インデックス番号211)もあるが、入出国回数の制限や連続滞在期間延長の可否などでマルチプル・ビザとは区別される。インドネシアの到着空港窓口において取得する「到着ビザ」と異なり、インドネシア大使館において事前に取得の手続を経る必要がある。

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(まえかわ・よういち)

1998年東京大学法学部卒業。2006年東京大学法科大学院修了。2007年弁護士登録(第一東京弁護士会)。2013年Northwestern University School of Law卒業(LL.M.)。2013年~Soemadipradja & Taher(Jakarta)勤務。

現在はジャカルタに駐在し、日本企業による事業進出および資本投資その他の企業活動に関する法務サポートを行っている。

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