◆SH0717◆中国:自動車産業独占禁止ガイドライン(パブリックコメント版)(前) 若江 悠(2016/06/30)

自動車産業独占禁止ガイドライン(パブリックコメント版)(前)

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 若 江   悠

 

 中国の自動車販売市場は、米国を上回る世界最大のマーケットであるが、独占禁止法の分野で当局により最も活発に摘発が行われている業界でもある。2014年に日系の自動車部品メーカーに対しカルテル等に関して多額の課徴金が課されたことは今でも記憶に新しいが、その後も、主に外資系の完成車メーカーやディーラーに対する処罰が行われてきているし、公表されている以外にも、当局による同業界に対する重点的な調査が継続しているといわれている。他方で、中国の独占禁止法の規定は非常に抽象的な規定が多く、日本の公正取引委員会が出している各種ガイドラインに相当する文書もこれまで公表されていなかった。そのため、当事者としては、具体的な行為が法律違反になるのかならないのか、適用免除や例外にあたるのかあたらないのか、悩ましい判断(そして結果として過度に保守的な対応)を強いられることも多かった。また、明確な規定及びガイドラインがないことから、当局による統一的な判断が期待できないことも、不確実性を高めていた。

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(わかえ・ゆう)

長島・大野・常松法律事務所パートナー。2002年 東京大学法学部卒業、2009年 Harvard Law School卒業(LL.M.、Concentration in International Finance)。2009年から2010年まで、Masuda International(New York)(現 NO&Tニューヨーク・オフィス)に勤務し、2010年から2012年までは、当事務所提携先である中倫律師事務所(北京)に勤務。 現在はNO&T東京オフィスでM&A及び一般企業法務を中心とする中国業務全般を担当するほか、日本国内外のキャピタルマーケッツ及び証券化取引も取り扱う。上海オフィス首席代表を務める。

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