◆SH0929◆学校法人から学科事務への配転を命じられた視覚障害のある准教授が配転命令の無効確認等を求めて提訴 野村茂樹(2016/04/15)

学校法人から学科事務への配転を命じられた視覚障害のある准教授が
配転命令の無効確認等を求めて提訴

奧野総合法律事務所・外国法共同事業

弁護士 野 村 茂 樹

1 事案の概要

 訴状によると事案の概要は下記のとおりである(詳細は訴状参照)。

 原告は、平成11年、短大を設置運営する学校法人である被告との間で大学教員契約を締結し、講師を経て、平成19年、短大幼児教育学科の専任准教授に任じられ、研究室を使用して、授業・研究を行ってきた。原告は、網膜色素変性症が進行し、近年、文字の判読が困難となっていた。

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(のむら・しげき)

奥野総合法律事務所・外国法共同事業 パートナー 弁護士

主な業務分野は、企業法務(コンプライアンス・その他一般企業法務)、事業再生等。


視神経萎縮により1974年に左眼0.03、1975年に右眼失明(障害等級二級)、テレビ式拡大読書器を使用して読み書き、日本で初めての視覚障害者の司法試験合格者。
東京大学法学部卒業、1983年東京弁護士会登録(35期)、同年奥野法律事務所(当時)入所。
公益財団法人重複障害教育研究所監事、社会福祉法人全国盲ろう者協会理事、社会福祉法人聴力障害者情報文化センター評議員、社会福祉法人日本盲人福祉委員会理事、
日弁連「障がいを理由とする差別禁止法制に関する特別部会」部会長(2010年~2015年)、日弁連第57回人権擁護大会シンポジウム第二分科会実行委員会実行委員長(2014年)。最新著作として、『Q&A 障害者差別解消法-わたしたちが活かす解消法 みんなでつくる平等社会』(共編著、生活書院、2016年)

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