◆SH3190◆金融庁、「新型コロナウイルス感染症の影響に関する記述情報の開示Q&A-投資家が期待する好開示のポイント-」を公表――ルールへの形式的な対応にとどまらない開示の充実に向けて(2020/06/10)

金融庁、「新型コロナウイルス感染症の影響に関する記述情報の開示Q&A
-投資家が期待する好開示のポイント-」を公表

――ルールへの形式的な対応にとどまらない開示の充実に向けて――

 

 金融庁は5月29日、「新型コロナウイルス感染症の影響に関する記述情報の開示Q&A-投資家が期待する好開示のポイント-」を公表した。

 

 金融庁によると、「新型コロナウイルス感染症の広がりは、多くの上場企業等の経済活動に影響を与えており、こうした不確実な経営環境の下、経営者の視点による充実した開示を行うことは、投資家の投資判断にとって重要」と考えられる。金融庁では5月21日に、「新型コロナウイルス感染症の影響に関する企業情報の開示について」を公表し、企業会計基準委員会の「会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症に関する開示の考え方」を踏まえた対応方針を示していたところである(後掲の別稿参照)。

 

 さらに、今般、金融庁は、「記述情報の開示の好事例集」(令和元年12月20日最終更新)のための勉強会に参加している投資家・アナリストの意見を踏まえ、有価証券報告書の記述情報における新型コロナウイルス感染症の影響に関する開示について、投資家等が期待する好開示のポイントをQ&Aとして公表することとしたものである。

 このQ&Aは、プリンシプルベースのガイダンスである「記述情報の開示に関する原則」(平成31年3月19日公表)に沿ったものであり、新型コロナウイルス感染症の影響について、ルールへの形式的な対応にとどまらない開示の充実に向けた企業の取組みを促すことを目的として作成したもので、新たな開示事項を加えるものではないとされている。

 

 今回のQ&Aは、「記述情報の開示に関する原則」の概要や総論のポイントを示した上で、「3.新型コロナウイルス感染症の影響に関する記述情報の開示Q&A」をまとめている。以下、「Q&A」の「Q」部分を紹介する。

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