◆SH0464◆インド:訴訟遅延は緩和されるか 山本 匡(2015/11/05)

インド:訴訟遅延は緩和されるか――商事裁判所等に関する大統領令

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 山 本   匡

1.訴訟の遅延

 インドの訴訟遅延は世界的に悪名高い。世界銀行のDoing Business 2016によると、インドは、Ease of Doing Business Rankにおいて189カ国中130位につけているものの、Enforcing Contractsにおいては178位の下位に沈んでいる。訴訟遅延のみが理由ではなかろうが、これが大きな理由の1つであることは想像に難くない。訴訟遅延が投資協定違反を構成することを認めた仲裁判断もある(White Industries Australia Limited v. The Republic of India)。

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(やまもと・ただし)

2000年東京大学法学部卒業。 2003年弁護士登録(第一東京弁護士会)。2009年Northwestern University School of Law(LL.M.)、同Kellogg School of Management卒業(Certificate in Business Administration)。2009年~10年Amarchand & Mangaldas & Suresh A. Shroff & Co.(ムンバイ・バンガロール)勤務。2011年日系証券会社インド子会社(ムンバイ)勤務。2012年~14年スズキ株式会社(Maruti Suzuki India Limited(ニューデリー))勤務。 2014年7月~長島・大野・常松法律事務所シンガポール・オフィス勤務。

インド等の南アジアを中心に、日本企業の海外進出や進出後のリーガル・サポートに携わっている。

長島・大野・常松法律事務所 http://www.noandt.com/

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