◆SH3111◆ミャンマー:ミャンマーにおける新たな倒産処理の枠組み(前編) 酒井嘉彦(2020/04/21)

ミャンマー:ミャンマーにおける新たな倒産処理の枠組み(前編)

長島・大野・常松法律事務所

弁護士 酒 井 嘉 彦

 

 

1. はじめに

 ミャンマーでは、海外からの投資を誘致し、国内での企業活動を促進するための法的枠組みの整備や規制緩和が進められ、海外の企業や投資家にとってより魅力的な投資環境・事業環境を創出する努力が行われている。その動きの一つとして、2020年2月14日付で成立したミャンマー倒産法(「新倒産法」)が、同年3月25日付で発効した。同法は、約100年ぶりに制定された倒産処理に関する法律であり、国際的な倒産処理プラクティスを参考にしつつ、法人の倒産処理のメニューを増やし、かつ、手続を明確化するものであるため、その概要を紹介する。なお、本稿の執筆にあたり、長島・大野・常松法律事務所シンガポール・オフィスのWin Shwe Yi Htunミャンマー弁護士の協力を得ている。

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(さかい・よしひこ)

2011年から長島・大野・常松法律事務所にて勤務し、各種ファイナンス案件、不動産取引を中心に、企業法務全般に従事。2018年から2019年にかけて、Blake, Cassels & Graydon LLP(Toronto)に勤務。その後、2019 年より長島・大野・常松法律事務所シンガポール・オフィスにて、主に東南アジア地域における日本企業の進出・投資案件を中心に、日系企業に関連する法律業務に広く関与している。京都大学法学部、京都大学法科大学院、University of California, Los Angeles, School of Law(LL.M.)卒業。

長島・大野・常松法律事務所 http://www.noandt.com/

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